グランプリ京都に向けて

はじめまして。きくぢです。
タイトルから恋愛についてアドバイスを貰えると思って読みに来ていただいた方、申し訳ありません。こちらはMTGに関する自分の考えや大会結果、使っているデッキの雑感などを不定期に適当に綴っていくブログです。恋愛要素一切ありません。

今まではスタンダード、モダン、リミテッド、それとちょっとだけレガシーと各フォーマットやってまいりましたが、社畜なのでスタンダードはやり込めず、モダン、レガシーのエターナル環境を中心にMTGと向き合っていこうと思い、新たなスタート地点としてブログ開設してみました。更新頻度は高くはならないと思います。

記事を書くにあたり何から書こうかと思ったのですが、自分は人にMTGを教えるような身分にはない為、使ってるデッキの雑感という形で思ったことを書いていく感じです。

グランプリ京都18でのチーム構築戦、モダン担当ということもあり手始めに本戦使用候補であるグリクシスシャドウについて自分がどういった事を念頭に最近調整しているか書いていきます。

 

1.グリクシスシャドウの選択理由

このデッキを使用するに至るまでの理由は大小いくつかあるのですが、一番大きな理由としては自分がクロックパーミッションのようなデッキタイプを好むところに依ります。

そんな中デッキパワーも高く、除去打ち消しハンデスのあらゆる妨害手段をとれて、かつクロック性能も高いこのデッキは回しはじめてすぐに手に馴染みました。

カテゴリーとしてはフェアデッキに分類されますが、妨害手段を用いて盤面を作りつつ死の影+バトルレイジのような理不尽要素もあるのもモダン環境にマッチしていると思える点です。

 

2.モダン環境でのメタ的な立ち位置

使用者の多さ、デッキの知名度、一定の結果を残し続けたことからここ一年くらいのモダンではトップメタの内のフェアデッキ枠として常にメタられる側にいたと思います。

細かいメタの変遷によりトロンやヴァラクートの土地コンボやストームなどのアンフェアデッキが隆盛していてグリクシスシャドウやBG系、白黒エルドラージのようなトリコトラフト以外のフェアデッキは減少傾向にあるとは思います。

減少傾向ではありますが当然淘汰されるほどでもなくフェアデッキの中では妨害手段の多さとバトルレイジの存在から上記のアンフェアデッキには比較的耐性があり、加えて環境が土地コンボメタに枠を割きはじめてくれたおかげで一時期より墓地対策も減った気がする(気がするだけ)ので、戦いにくい環境ではないです。

サイド含めた対応力、ブン回りの強さ、不利な相手にもティムールの激闘があれば相性差を覆させることも可能なデッキパワーは交通事故環境と言われるモダンの環境でも勝ち得るいいデッキだと思っています。

 

3.自分がこの先調整していくにあたっての課題

ここまで色々と話してきましたがグリクシスシャドウというデッキは自分が上にわざわざ述べるまでもなくデッキパワーの高さからモダン環境でも十分に戦い抜けるデッキです。

 

…使用者がしっかり扱えればね。

 

問題はこのデッキ、完璧に扱いこなすには難易度が高いデッキだということです。

高い対応力、さまざまな妨害手段、各種ドロソによる安定性の高さ、コラコマSCMなどのアドソース。聞こえはいいですがその分選択肢の多さがこのデッキを難しくさせてると思います。

それにライフ管理の重要性や、他にも思考掃きでショックランドが落ちてしまうなどのランダム性もゲームに与える影響は少なくないです。 

幸いデッキのやるべきことっていうのは明確で一貫性があるのでその大筋を使用者が守る限りゲームとしては成立します。細かいプレイング向上はひたすら練習あるのみですね。

自分としてもこのデッキを一年近く使ってきた経験を活かしてグランプリ本戦で候補にできるよう確立させて、チームに貢献したいです。

このデッキを使う上での具体的な課題としては

①バーンやトリコトラフト、親和などのライフ管理がシビアなデッキに対して横のチームメンバーに聞かなくても戦えるレベルにする。

②大爆発の魔道士+サージカルプランやヤンパイなどの多くのサイドプラン、カードを試す

が課題になってくると思います。特に①の課題はグランプリでの使用者数も多いと予想されるアーキタイプ達で、かつゲーム内の細かい情報やプレイ内容が大事になってくるので、チーム戦で相談可能ということもありそこはメンバーに遠慮するつもりはないですけど、とはいえ勝率を上げる為にも理解度を上げることは重要なポイントだと思っています。

 

そこらへんを踏まえて、あと1ヶ月強は他の候補デッキを含めて調整を重ねていく予定です。

 

次回記事を書くとしたら上記の課題についての進捗と細かいカードの使用感についての備忘録、もしくはもう1つの候補デッキについて書いていくつもりです。